この花は標準的な花弁6、長い雄しべ6 のタイプである。 長い雄しべでは虫の体に花粉を付けるため、すべての葯が下向きになっている。 サルスベリの葉の様子 しばしば葉が左右交互に2個ずつ並ぶ、いわゆるコクサギ型葉序のものが見られる。 サルスベリの成熟果実 翼のある種子がミカン状果上位子房を持つナス(ナス科)の花と縦断面 上位子房がふくらんでできた果実(ナス科・イチゴ類・キイチゴ類・カキ・ミカンなど)は、果実の基部(枝についていた方)に萼が残っていることが多い(「へた」と呼ばれる)。 ナス(ナス科)・カキノキ(カキノキ科) 734 子房下位の花と果実 下位子房を真ん中に見えているのが、ナスの花の雌しべの一部で、白い部分が 花柱 (かちゅう)、先端の緑の部分が 花頭 (かとう)と呼ばれています。
ナスの観察 有限会社 百津屋商店